菜の花の選び方

菜の花を簡単に選ぶには

花が咲いてしまうと、えぐみが出てくるので、つぼみのうちが食べ頃です。蕾が密集していて、そろっているもの。葉や茎がやわらかく、切り口もみずみずしいものがおすすめです。束ねて売られているケースが多いので、葉も茎も詰まったものを選ぶといいでしょう。


菜の花の仲間たち

「菜の花」は黄色い花を咲かせるアブラナ科の野菜の総称です。小松菜、チンゲン菜、紅菜苔などさまざまな種類が楽しめるのも特徴です。

菜の花 アブラナ科の野菜のつぼみと花茎、若葉のことで、やわらかい穂先を摘んだもの。一般的に出回っている菜の花のほか、小松菜、チンゲン菜、紅菜苔(こうさいたい)の菜花も出回っています。ほろ苦く独特の香りがあり、ゆでてお浸しや和え物、天ぷらや汁の実に利用されます。
かき菜 北関東の伝統野菜で菜の花の変種。若い茎や葉を摘んだものが販売されています。くせが少なく甘みがあり、お浸しや炒め物などに向いています。
のらぼう菜 江戸の伝統野菜で、東京の西部を中心に栽培され、やわらかくてあくの少ない新芽が販売されています。お浸しや炒め物などに向いています。
オータムポエム 中国野菜の「紅菜苔(こうさいたい)」と「菜心」を交配させた品種で、アスパラ菜ともいわれています。アスパラガスの風味があり、お浸し、炒め物、汁物に向いています。

菜の花を使ったレシピ


冬の食材