じゃがいもの保存方法

じゃがいもの保存のコツ

じゃがいもは冷蔵庫に入れると低温障害が起きるため、キッチンペーパーまたは新聞紙等や紙袋に包み、日の当たらない風通しの良い場所で保存します(保存期間の目安:2〜3か月)。リンゴを一緒に入れるとリンゴのエチレンガスの作用で芽が出にくくなります。室温が15℃を超えると芽が出やすくなるので、冷蔵庫の野菜室に入れましょう(保存期間の目安:1か月)。その際は低温に弱いので2、3個ずつキッチンペーパーで包んでポリ袋に入れます。新じゃがの保存法はじゃがいもと同じですが、水分量が多いので長期保存には向きません。1週間ほどで食べきりましょう。

じゃがいもの冷凍保存

生のじゃがいもは冷凍に不向きと思われていましたが、解凍せずに加熱調理することで、定番のポテトフライもポテトサラダもおいしく作ることができます。

  • ポトフ、シチュー、ポテトサラダに

    皮ごとよく洗い水気をふきとり、丸ごと冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて冷凍

    1個丸ごと皮付きで冷凍する場合、水気が残っていると、霜がついたり、くっついてしまったりするので、冷凍前に水気をふきとります。凍ったまま水からゆでて調理します。

  • フライドポテト、揚げ焼きに

    皮付きのままくし形に切り、水に5分漬けてアクをぬき、水気をふきとり、重ならないように冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて冷凍

    凍ったまま揚げて調理します。油で揚げるときは、皮つきがおすすめです。じゃがいもは、皮のすぐ下にビタミンCを多く含んでおり、油で揚げることで美味しくいただけます。

  • 肉じゃが、シチュー、カレーに

    皮をむき、一口大に切り、水に5分漬けてアクをぬき、水気を少し残し、重ならないように冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて冷凍

    凍ったまま調理します。切ったじゃがいもは、水分を少し残して表面を覆うことにより、冷凍による乾燥や酸化を防げます。シチューやカレーなど、水分に入れて調理する料理のための下ごしらえです。

じゃがいもを使ったレシピ


冬の食材