キユーピー マヨネーズ

広がるマヨストーリー 10

「食卓をもっと豊かにしたい」
100年続く、その想いを受け継いで。

2024.06.27

株式会社トウ・アドキユーピー
広告宣伝部

Iwasa Hazuki

入社して広島支店で家庭用商品の営業を担当。その後マヨネーズの商品開発を経て、株式会社トウ・アドキユーピー(キユーピーグループの広告宣伝、ブランドマネジメントを行うグループ会社)に着任。マヨネーズなどの広告宣伝を担当。

  • 商品開発を経て、
    商品の魅力を伝える
    広告宣伝の担当へ。

    私は家族で囲む食卓が好きで、「愛は食卓にある。」というキユーピーのコーポレートメッセージを入社する前から素敵だなと思っていました。そんな気持ちから、このメッセージのような食卓を体現できるような商品を私も開発したいという想いで入社を決めました。
    営業職を経て、夢がかなってキユーピー マヨネーズの開発を担当することになりました。開発の仕事は想像通りやりがいを感じる、とてもたのしいものでした。その後、広告宣伝部に異動し、キユーピー マヨネーズの広告担当に。それまでの「商品を磨いたり、生み出す仕事」から、今度は「商品の魅力をお客様に伝える仕事」へ。広告を通して、マヨネーズで毎日の食卓を豊かにする提案や、商品の魅力を伝えることを日々行っています。

  • マヨネーズに関わる
    たくさんの社員の
    想いを伝えたくて。

    私は商品開発を担当していたので、キユーピー マヨネーズの開発に携わるたくさんの社員がどれだけ強い想いを持って商品を磨いているかを肌で感じてきました。彼らの仕事ぶりや想いをお客様に伝えることができれば、商品の魅力をもっと伝えることができるはず。そう考えて、このコンテンツ「広がるマヨストーリー」を立ち上げました。
    見ていただいたお客様からは「こんなふうに向き合っているなんて、商品がより好きになりました」などのコメントをたくさんいただいています。また、社員からは自分たちがやっている仕事が記事になりモチベーションにつながったという声も届いていて、手応えを強く感じる仕事のひとつになりました。まさか自分が出るとは思っていなかったので、そこは誤算でしたけど(笑)

  • 100年前からずっと
    大切にされてきた
    広告宣伝への想い。

    1925年に日本人の体格向上を願って生まれたキユーピー マヨネーズは、来年発売100周年を迎えます。日本の食文化になじみのなかったこの洋風調味料を広めていくには、広告宣伝の力が不可欠でした。
    創始者である中島董一郎は「宣伝は資本なり」と考え、将来に向けた投資として広告宣伝に力を入れ、ブランドイメージを積み上げてきました。発売当初から取り組んでいる広告宣伝のひとつが、キユーピーをシンボルとした新聞の記事中広告。紙面の決まった場所、決まった日に掲載し続けてきましたが、実はこの広告、今も一部の新聞では続けているんですよ。

    また発売の1年後には売り上げと同等の広告費をかけ、マヨネーズが食卓にさりげなく溶け込んだ家族の団らんを画家に描いてもらった美しいポスターを制作。この斬新な広告は、当時とても話題になったと聞いています。
    中島董一郎の「日本の食卓を豊かにしたい」という想いや、「宣伝は資本なり」という考えは、今も私たちに受け継がれ、広告宣伝の考えの基本になっています。

  • 野菜を中心に据えた
    ブランド広告を、
    時代に合わせて展開。

    キユーピーの広告の代表的なもののひとつが、マヨネーズのブランド広告です。野菜を中心に据えた現在のシリーズが始まったのは1974年。当時はサラダと言えばマヨネーズという時代でした。「お客様が野菜を見た時にキユーピー マヨネーズを一番に思い浮かべてもらいたい」という想いで、野菜をメインにしたCM・雑誌広告を展開するようになり、現在に至るまで50年間続けてきています。
    テーマは時代時代に合わせて変え、時短が話題になり出した2001年には「speed!」というキャッチコピーでサラダを時短料理として提案したり、2013年と2014年には「野菜から、食べる。」というコピーで健康的な食事法を紹介。つねに新鮮な視点から、野菜のある食生活を表現してきました。当時の広告を覚えていて、なつかしく感じる方もたくさんいらっしゃるかもしれませんね。
    今年は「都市に生きる。野菜がある。ON THE EARTH & 」というコピーで、サステナブルをテーマにした広告を展開しています。

    speed!
    都市に生きる。野菜がある。ON THE EARTH &
  • 100年続く、
    食卓を豊かにする
    メニュー提案。

    マヨネーズを使ったメニューの提案も100年前から続けています。発売当時はなじみのない商品だったため、使い方を知っていただくことが最優先でした。発売当初は、鮭缶と刻んだ玉ねぎをマヨネーズで和えたタルタルソース風のメニュー提案から始まったと聞いています。当時の日本ではまだ生野菜を食べる習慣がなく、1940年代にスーパーにレタスやトマトが並ぶようになって、サラダにマヨネーズをかける食文化が広がったそうです。
    さまざまなメニューを提案してきて、普通に食卓に上がるようになったメニューは少なくありません。例えば、「水菜のサラダ」もそのひとつ。鍋物に使われるものだった水菜をサラダの食材として提案したところ、とても話題になり、今では水菜をサラダでたのしむことは一般的になっていますよね。
    またマヨネーズで野菜を炒める「マヨソテー」の提案も、10年以上前から続けています。特に人気なメニューは「トマトとふわふわたまごのマヨソテー」。これはホームページで人気のレシピではあったのですが、CMで採用したところSNSに「おいしい!」「家でよく作るようになった!」などの声がたくさん届くようになりました。
    他にも「便利だな、おいしいな」と思ったメニューは自宅で写真をとり、キユーピー公式のSNSアカウントから積極的に発信するようにしています。SNSでたくさんの「いいね」がつくと、やっぱりうれしいものですね。
    たくさんのメニュー提案を長く続けてきたことでお客様に喜んでいただけたこと、少しでも日本の食卓を豊かにするお手伝ができていることを、私はとても誇らしく感じています。

  • 100周年のその先は、
    世界中にも魅力を
    発信していきたい。

    来年のキユーピー マヨネーズ発売100周年に向けて、今さまざまな企画を検討しています。お客様への感謝の気持ちをしっかりお伝えするとともに、この先もキユーピー マヨネーズに期待をしていただけるような企画をやろう!とプロジェクトメンバーのみんなと打合せを重ねています。
    100年前には誰も知らなかったマヨネーズが受け入れられ、今では当たり前のように日本中のご家庭にある。それって、すごいことだと思います。そんな商品に自分も関わることができていることを、すごく幸せに感じます。この先は日本だけでなく、世界中の人たちにもその魅力や、マヨネーズを使ったおいしいメニューをお届けしていきたいと思っています。

  • 岩佐はづきさんの
    オススメレシピ!

    マヨ弁当です!気がつくと全部のおかずにマヨネーズを使っているときがあります。鶏むね肉で作るマヨ鶏は冷めてもやわらかいので定番ですし、卵焼きもふわふわになるし、炒め物も油代わりに使えばコクが出て冷めてもおいしい。マヨネーズは私にとって、頼りになる万能調味料です。

  • 記事一覧に戻る
    キユーピー マヨネーズ 100周年サイト